小値賀町議会 県内トップの38位 早大研・改革度ランキング

 早稲田大マニフェスト研究所がまとめた2017年度議会改革度調査ランキングで北松小値賀町議会が長崎県内トップの38位になった。広く町民の傍聴を促すための夜間議会開催などが評価された。

 同研究所は10年度から全国の議会を対象に、▽情報共有▽住民参加▽議会機能強化の観点から調査。今回は全体の74%に当たる1318議会が回答した。

 小値賀町議会の38位は過去最高。町議会のランキングでは5位だった。出前議会開催などを通じ、若い世代や女性と意見交換を実施。通年議会の開催も評価された。また同研究所は、一般質問に対して傍聴者が発言できる模擬公聴会の取り組みを「画期的」としている。

 立石隆教議長は「本町の議員の取り組みが認められ、大変光栄」と話した。

 ほかに長崎県内で300位に入った議会は、西彼長与町52位、諫早市113位、長崎県233位、大村市262位。

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