長崎県議選島原市区 楠氏が出馬意向 無所属で元職

 来年4月の県議選島原市区(定数2)に元職の楠大典氏(71)は、無所属で立候補する意向を固めたことを16日明らかにした。
 既に、自民公認で3選を目指す山本由夫氏(57)と自民公認で再選を狙う大場博文氏(53)が立候補を予定しており、選挙戦に突入する見通しとなった。
 楠氏は県議を3期務めた。前回の選挙では、山本、大場両氏と三つどもえの戦いとなり、僅差で落選した。長崎新聞の取材に対し「非自民を旗印に、自民独占に風穴をあけたい」と語った。
 国民民主党県連(高木義明代表)は16日、長崎市内で常任幹事会を開き、楠氏を推薦することを決めた。

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