合唱やピアノ、学習の成果を披露 横須賀で卒業発表会

 湘南学院高校(横須賀市佐原)の芸術系科目履修生による卒業発表会が、16日の演奏会を皮切りに始まった。専門学習の成果や高校生活の思い出を表現する場として1996年から続き、市民に「卒業アートフェス」と呼ばれ親しまれている。

 同校は美術、書道、音楽の芸術系科目3コースを設置。本年度は3年生34人がフェスを担った。

 今年は演奏会の会場を初めて横須賀芸術劇場小劇場「ヨコスカ・ベイサイド・ポケット」(同市本町)に移して開催。3年生を中心に音楽系科の生徒たちが合唱やピアノ、管楽器などの演奏を披露し、約300人の観客から拍手を受けた。

 美術、書道系科の制作展は21日から23日まで市文化会館(同市深田台、京急線横須賀中央駅徒歩10分)の「市民ギャラリー」で開かれる。午前10時から午後6時まで(23日は午後4時まで)。

3年生を中心に音楽系科の生徒たちが合唱などを披露した卒業発表会=ヨコスカ・ベイサイド・ポケット

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