虚偽の内容を記載した選挙運動用のポスターを掲示したとして、横浜区検は17日、公職選挙法違反の罪で、昨年6月の神奈川県横須賀市議補選に立候補した無職の男性(53)=横須賀市=を略式起訴した。横浜簡裁は同日、罰金20万円の略式命令を出した。
起訴状などによると、男性は日本維新の会の公認候補として同補選に出馬。昨年6月中旬ごろ、同市衣笠町の掲示板に、同党法律顧問を務めていた橋下徹氏の応援を実際には受けていないのに、「橋下徹が全力応援」と記載したポスターを掲示した、としている。
横浜地検が昨年7月、橋下氏側が提出した告訴状を受理し、捜査していた。