「大事に至らずによかった」車両火災消火 3人に感謝状 東消防署

 長崎県佐世保市東消防署(秋月隆署長)は12日、東彼川棚町白石郷の東彼地区清掃工場近くで起きた車両火災で、初期消火に当たって被害を最小限にとどめたとして、同地区保健福祉組合職員の茶谷雅弘さん(60)と辻佳吾さん(39)、警備員の冨永政信さん(64)の3人に感謝状を手渡した。
 11月19日午後1時40分ごろ、工場にごみを捨てて退出しようとする軽トラックから煙が出ているのを冨永さんが発見。事務所にいる茶谷さんに知らせ、辻さんが消火に当たった。通報を受け警察、消防が到着したころには、ほぼ鎮火していた。
 秋月署長は町役場で3人に感謝状を贈呈。辻さんは「ガソリンタンク近くで火が上がっていたので怖かった。大事に至らずによかった」と話した。

感謝状を受けた(左から)冨永さん、茶谷さん、辻さん=川棚町役場

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