マンU、“チーム内得点王”との契約延長交渉が難航 今季で満了だが……

今季ここまで7ゴールを挙げる活躍を見せているマルシャル photo/Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドは、現在チーム内得点王となっているフランス代表FWアントニー・マルシャルとの契約を延長しようとしている。しかし、交渉が思うように進んでいないようだ。

現在23歳のマルシャルは、2015年夏にマンUへ移籍。加入初年度から主力として活躍し、昨季もリーグ戦30試合に出場して9ゴール5アシストを記録していた。しかし、チームの指揮を執るジョゼ・モウリーニョ監督との不仲が噂され、今夏の移籍市場で新天地を探すのではないかと報じられていたが、最終的に残留を決断。そして、今季はスタートこそ出番に苦しんでいたが、徐々に出場機会を増やすと、第8節のニューカッスル戦から5試合連続ゴール(計6得点)を記録するなど、己の存在意義をプレイで証明して見せた。なお、リーグ戦でマルシャルは、ここまでチーム最多となる7ゴールを挙げている

そういった活躍もあり、今季限りで満了を迎えるマルシャルと契約延長を試みるマンU。1年延長となる2020年までの新契約を提示したが、選手側が拒否したという。英『BBC』などが報じた。また、同メディアはマルシャルの代理人を務めるフィリップ・ランボリー氏のコメントも「交渉の成果についてはとても悲観的なものだった。彼らは、我々が期待していたものとは程遠いオファーを提示してきたよ。当面の間、合意には至らないだろう」と伝えている。

はたして、マンUは貴重な戦力をチームに留めることができるのか。今後の動向にも注目が集まる。

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