ツインズがチームのレジェンド・マウアーの「7」を永久欠番に

日本時間12月19日に行われたジョー・マウアーの引退セレモニーに、トム・ケリー、トニー・オリーバ、ケント・ハーベック、バート・ブライレブンといったツインズのレジェンドたちが登場。そして、ハーベックが来夏にマウアーが背負った背番号「7」が永久欠番となることを発表し、マウアーを驚かせた。

ハーベックの発表のあと、マウアーは「自分のお気に入りの選手と一緒に永久欠番として壁に飾られるなんて、めったにあることではないからね」と語り、自身のお気に入りの選手だったハーベックからの発表を喜んだ。「(永久欠番になることは)僕にとって大きな意味を持つよ。(ハーベックだけでなく)バート(・ブライレブン)もトニー(・オリーバ)もT.K.(=トム・ケリー)も来てくれた。今、(良い意味の)ショックを受けているよ」とマウアー。永久欠番のセレモニーの開催日時は後日発表予定だが、ツインズの監督・選手による永久欠番はハーモン・キルブリュー、ロッド・カルー、オリーバ、ハーベック、カービー・パケット、ブライレブン、ケリーに次いで球団史上8人目となった。

マウアーは2001年のドラフトでツインズから全体1位指名を受け、プロの世界で18シーズンにわたってプレイ。ミネソタ州セントポールで生まれ育った、文字通りの「フランチャイズ・プレイヤー」だった。「ツインズと契約したのはそれほど前のことのようには思えないけど、もう18年も経ったんだね」と自身のキャリアを感慨深げに振り返ったマウアー。通算428二塁打と3087出塁は球団歴代最多の数字であり、1858試合出場と2123安打は同2位、923打点は同5位と球団史に残る活躍を続けてきた。3度の首位打者を獲得し、イチロー(マリナーズ)の好敵手としても知られた好打の捕手は、ツインズが誇るレジェンドの1人として、今後もミネソタの野球ファンに愛され続けていくに違いない。

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