CAが世界のステイ先で見つけた大人の女性に似合うペーパーアイテム

季節のご挨拶は直筆のカードで

最近では、メールやSNSの普及により、直筆の手紙を書く機会はすっかり減ってしまいました。

けれど、大人の女性なら、季節のご挨拶やお礼状などを書く機会もあるでしょう。

クリスマスやお正月といったイベントの多いこの季節、お礼状やカードを出す機会も多いはずです。

そんな時は、ぜひ世界の逸品ブランドの素材で手紙を書きましょう。

CAが世界のステイ先で出会った、おすすめの素敵なアイテムをご紹介します。

 

万年筆はドイツのMONTBLANC(モンブラン)で

手紙やお礼状には、筆や万年筆を使うのが基本です。

しかし、現代では筆を使うこともあまりないと思うので、自分に合った万年筆を持っておくと安心ですね。

ドイツの万年筆ブランドであるモンブランは、歴史上の偉人や作家などをモデルとしたシリーズをはじめ、世界の初等教育の普及に取り組むユニセフコレクションなどストーリーのあるデザインを展開し続けており、書くことは世界を変える」という理念を持っています。

定番として有名なのは、シンボルであるモンブラン峰の標高「4810」がペン先に刻まれたマイスターシュテュックコレクションですが、豊富なラインナップから選ぶ際には、専門スタッフに相談することをお勧めします。

モンブランの万年筆は、その滑らかな書き心地と程よいインクの写りが、書くことの心地よさと読むことの楽しみを実感させてくれる筆記具です。

更に、直営店にはペンに名前を刻印してくれるサービスもあるので、名入れの位置や字体、8つの字幅から選べるペン先サイズ、インクの色などで自分だけのパーソナライズをすれば、生涯愛用の1本となるでしょう。

但し、地上とは気圧の違う飛行機で万年筆を使うと、インクが漏れることがありますのでご注意くださいね。

 

レターセットはイギリスのSMYTHSON(スマイソン)

レターセットには、上品な質感とデザインのものを選びたいですね。

イギリス王室御用達であるスマイソンのペーパーアイテムは、チャーチルなど政界人や各界セレブリティ、欧州貴族たちに愛されてきました。

無地やアルファベット入りの便箋、シックな動物絵柄のカード類は、シンプルながら英国らしいハイセンスな重厚さが感じられる逸品です。

ペーパー類の他にも、バッグや文房具など、ため息の出るような美しい色の上品なレザーアイテムも人気があります。

 

カードセットはアメリカのCRANE&CO.(クレイン社)が万能

コットン100%、しなやかさと程度な厚みのあるペーパーを誇るクレイン社からは、金文字のイニシャル入りカードセットがお洒落で万能です。

気品漂うクリーム色のカードは様々な用途に使えますし、ギフトとしても喜ばれるクレイン社の定番アイテムです。

この季節には洗練された絵柄の素敵なクリスマスカードもありますので、今年はクレイン社のカードを送ってみてはいかがでしょうか。

日本では取り扱いのある店舗が減っていますが、首都圏では伊東屋さんで手に入ります。

 

 

 

手紙の下書きはイタリアのFABRIANO boutique(ファブリアーノ)のノートで

きちんした手紙には下書きをしておくと安心ですね。

イタリアの老舗製紙会社のファブリアーノのポップなデザインのノートを使えば、その内容にも色が添えられそうです。

ミケランジェロやラファエロ、ベートーベンも愛用したといわれるファブリアーノは、ユーロ紙幣の製造も担う欧州随一の製紙ブランド。

環境にも配慮したエコクアシリーズのノートやメモなどは、イタリアらしいカラフルな色使いで遊び心溢れるデザインばかり、見ているだけでも心が躍ります。

日本ではネットショップで入手可能です。

 

絵葉書は日本の鳩居堂

300年以上にわたり日本伝統の雑貨を扱う鳩居堂では、筆や和手紙の素材が手に入ります。

中でも、季節の絵柄入りのシルク絵葉書は日本人と季節の営みを美しく描き出し、ちょっとしたお礼状にぜひ使いたいものです。

絵柄の優しい色使いと滑らかな手触りが、日本の繊細さを表現した清楚な定番シリーズです。

直営店の他、デパートや大手書店の文具売り場に揃っています。

 

手紙の仕上げは

こだわりの素材で心を込めて書いた手紙は、相手に敬意を表すものであり、大人の女性なら備えておきたい品格です。

仕上げには、受け取る方の雰囲気や時節に合う切手を貼って届けましょう。

きっと、あなたの心遣いが伝わるはずです。

 

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