エア・ウォーター(会長・豊田昌洋氏)は19日、東北地方における産業・医療用ガスのさらなる安定供給を目的に、山形県寒河江市に高効率小型液化酸素・窒素製造装置「VSU」を建設する、と発表した。設立時期は19年6月、運転開始は20年6月を予定している。
同社において東北地方では3基目の自社製造拠点となり、東北地方全域に対する安定供給と長距離物流に伴う環境負荷の低減を図るとともに、災害に強い安定供給ネットワークを構築する方針。また、雇用創出を通じて地域に貢献する考え。
「VSU」はユーザーが立地する地域の近隣に設置することにより、安定供給・省エネ・CO2排出量低減につながるエア・ウォーター独自の地域液化ガスプラント。