カチューシャ・アルペシンが2019年、キャニオンの油圧ディスクロードを使用

2019シーズン、カチューシャ・アルペシンとキャニオンはより強固に技術提携を結ぶことに合意した。そして自転車競技という機材スポーツにおいて優位に立てるとの判断から、カチューシャ・アルペシンは全選手が全ロードレースでキャニオンの油圧ディスクブレーキロードバイクを使用する。

カチューシャ・アルペシンは2019シーズンを戦う全24選手が、温暖なスペイン・マヨルカ島で1週間にわたるトレーニングキャンプを完了。選手たちはキャンプ中、それぞれの好みに応じてキャニオンのエアロロードバイク「エアロードCF SLXディスク」または軽量オールラウンドレースバイク「アルティメットCF SLXディスク」を選択し、スラム・レッド eタップ油圧ディスクブレーキグループセットが組み付けられたレースバイクのセッティングとチューンナップを完了した。

カチューシャ・アルペシンが2019シーズン、全選⼿が全ロードレースでキャニオンの油圧ディスクブレーキロードバイクを使⽤
スペイン・マヨルカ島でトレーニングキャンプを実施する、カチューシャ・アルペシン

ジャパンカップで2度優勝経験のあるオールラウンダー、ネイサン・ハース選手のコメント:
「とても理に適ったことだと思う。なぜなら下りだけでなくレースの内外でバイクをより思い通りにコントロールできることによる安全性の高さはもちろん、レーサーにとっては制動力の安定性がもたらすレース展開への反応力が高く、ブレーキポイントを遅らせることができると感じている。これらは特にスプリントフィニッシュやテクニカルなコースにおいて優位性をもたらしてくれるはずだ。スルーアクスル化によるペダリングトルクを上げた時のかかりの良さも、自分の走りのスタイルに合っていると感じるよ。だからもう、後戻りはできないよね。」

自身も現役時代トラック競技で五輪金メダリストの経歴を持つキャニオンのチームサポート担当アンドレアス・ワルザー氏のコメント:
「私の務めは、チームライダーとメカニック、それにCanyonのエンジニアとデザイナーの間を取り持ち、双方からより活発なフィードバックをもたらすこと。これはCanyonが高性能な製品を生み出すことができる秘密の一つと言えるでしょう。カチューシャ・アルペシンはプロツアーチームの中でも随一の先進的な考え方を持つチーム。それが今回の油圧ディスクブレーキ導入へ舵を切った大きな要因であり、チームはCanyonへ全幅の信頼を寄せてくれている。またチームのパートナーであるSRAMも、Canyonと同じく革新技術を次々に導入しており、2019シーズンは大きな結果を出してくれることを期待しています」

カチューシャ・アルペシンのゼネラルマネジャー、ホセ・アゼベド氏のコメント:
「2019シーズンの新機材の導入により、チームがレースで優位に立てると確信しています。サプライヤーに恵まれて選手がそれぞれのベストと言える機材を選択しており、充実したトレーニングキャンプを実施することができました。Canyonとのパートナーシップには非常に満足しており、将来の革新技術を持つ製品開発に協力していけることも、楽しみにしている」

アルティメットCF SLXディスクにSRAM RED eTap油圧ディスクブレーキ
ジャパンサービスセンターでは、油圧ディスクブレーキのブリーディングをはじめとしたオーバーホール・点検整備に対応している

キャニオンは油圧ディスクブレーキバイクをフルラインナップで幅広く展開しており、サイクリストのライディングスタイルや好み、予算に応じてベストな1台を選べる。またキャニオン・ジャパンサービスセンターでは、自転車安全整備士・自転車技士資格を持つスタッフによる購入前の電話・チャット・メールによる相談対応はもちろん、購入後には油圧ディスクブレーキ特有のブリーディングをはじめとしたオーバーホール・点検整備を含む、充実したカスタマーサポートを提供している。

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