フランスに誕生した神童はいったいどこまで伸びるのだろうか。パリ・サンジェルマンは19日にクープ・ドゥ・ラ・リーグのベスト16でオルレアンと対戦したが、このゲームはFWキリアム・ムバッペにとって19歳で迎える最後のゲームだった。
ムバッペは20日に20歳の誕生日を迎えたわけだが、この怪物が10代の間に残した記録を振り返ると恐ろしいものがある。
英『Daily Mail』が振り返っているが、ムバッペは10代としてモナコ、パリ・サンジェルマン、フランス代表で計150試合に出場。成績は10代とは思えぬ73得点41アシストを記録。しかもチームタイトルが5つもある。2度のリーグ・アン制覇、クープ・ドゥ・ラ・リーグとクープ・ドゥ・フランスを1度ずつ、そしてフランス代表でのロシアワールドカップだ。10代にしてサッカー界の全てを手に入れんとする勢いだ。
個人賞で見ればゴールデンボーイ賞やロシアワールドカップのベストイレブン、最優秀若手選手賞などを獲得。当然ながらバロンドール候補にも選ばれており、夢のような10代を過ごしている。
この輝かしい成績にSNS上ではムバッペがリオネル・メッシと同じ領域に達するのではないかとの意見も挙がっているという。メッシも10代から活躍していたものの、ムバッペはそれをも上回る活躍ぶりではないか。ムバッペの方が世界的ブレイクは早かったと言っていいだろう。
「未来のバロンドールだ」
「4、5回はバロンドールを獲る」
「このペースでいけばメッシと並べるかも」
SNS上ではこうした意見が挙がっており、この状態を維持するのであればムバッペのバロンドール受賞は100%に近い確率で実現するだろう。チームメイトのネイマールよりバロンドールに近い位置にあると言っていい。メッシとクリスティアーノ・ロナウドはバロンドールをそれぞれ5回獲っているが、まだ20歳になったばかりのムバッペなら同じだけのバロンドールを手に出来るかもしれない。