【セリエA】マロッタ新CEO就任のインテル 来夏獲得に向けモドリッチに再アプローチ

モドリッチ獲得へインテルが再アプロ―チ

インテルのチャン・チントン会長は、今夏失敗に終わったレアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチ獲得に向けて、シーズン終了後に再びアプローチを試みると主張した。

チャン・チントン会長は今夏、モドリッチを獲得するためレアルにオファーを出していた。一時は移籍間近とまで言われていたが、モドリッチがこれを否定しイタリア行きの可能性は消滅した。それでも、インテルは今月ユベントスCEOを辞任したジュゼッペ・マロッタ氏がCEOに就任。敏腕ディレクターを引き入れたインテルは、来夏の移籍に向けて再びモドリッチにアプローチを掛けるようだ。

マロッタ氏はユベントス時代、ピルロ、バルザーリ、ディバラ、テべス、そしてマンジュキッチといった大物選手を次々と獲得。在任中には7つのリーグタイトル、4つのイタリア国王杯、2つのイタリア・スーパーカップ、そして2度のUEFAチャンピオンズリーグ決勝進出を果たした。マロッタ氏とレアルのフロレンティーノ・ペレス会長は友好な関係を築いているが、モドリッチ獲得の際にはインテルのエースであるマウロ・イカルディを要求してくる可能性も。2018年バロンドーラ―を迎え入れるためにマロッタ氏がどのような交渉術を見せるか注目だ。

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