駅伝開催に合わせ、芦ノ湖で臨時遊覧船 「湖で移動を」

 来年1月2、3日に行われる東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の開催に合わせ、箱根・芦ノ湖で遊覧船を運航する箱根観光船(小田原市)と伊豆箱根鉄道(静岡県三島市)の2社は、それぞれ臨時の運航船を走らせる。

 「箱根海賊船」を運航する箱根観光船によると、選手たちは2日の往路では午後1時半ごろ箱根町箱根にあるゴールに到着し始める見込みで、復路は3日午前8時から順次スタート。同社は到着と出発の時間に合わせ、桃源台-元箱根間で2日は各港3~4便、3日は2港で各1便を、通常便に加えて臨時運航する。

 「芦ノ湖遊覧船」を手掛ける伊豆箱根鉄道も、湖尻-関所跡間で、2日に6便、3日に2便を臨時運航。同社の担当者は「駅伝目当ての人たちで朝からコース周辺は車でいっぱいになり身動きが取れなくなる。湖を使ってスムーズに移動し駅伝を楽しんでもらえたら」と話している。

 問い合わせは、箱根観光船電話0460(83)6325、伊豆箱根鉄道電話055(977)0010。

海賊船ロワイヤル2(箱根観光船提供)

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