大学を卒業、花柳界へ 平成最後の新橋芸者

幕末から150年以上の歴史を持つ東京・新橋の花柳界。この春に横浜の女子大を卒業したての女性が、平成最後の新橋芸者としてデビューした。この世界に飛び込んだのは埼玉県出身の23歳、小夏さん。高校時代に作家谷崎潤一郎の描く芸者や日本の伝統美の世界に憧れ、大学では日本文学を学んだ。進路を迷っていた大学4年生のときに見たのが、新橋芸者が年に一度総出で踊る「東をどり」。幻想的な舞台に魅了された。

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