【MLB】ヤンキース在籍わずか25日、右腕ブリッドウェルが古巣エンゼルスへ逆戻り

エンゼルスが再獲得を発表したパーカー・ブリッドウェル【写真:Getty Images】

1か月で2度戦力外も“捨てる神あれば拾う神あり”

 ヤンキースを戦力外となり、ウエーバーにかけられていた右腕パーカー・ブリッドウェルを21日(日本時間22日)、古巣エンゼルスが獲得した。実はこの27歳右腕は、11月にエンゼルスを戦力外となり、ウエーバーを経て同26日(同27日)にヤンキースが獲得。だが、一度もヤンキースのユニホームに袖を通さないまま、わずか25日間の在籍で古巣に舞い戻った。

 ブリッドウェルは2017年開幕後にオリオールズからエンゼルスへトレード移籍。同年5月末にメジャー昇格すると、メジャーとマイナーを行き来しながらも21試合に投げ(20先発)、10勝3敗、防御率3.64の活躍で、怪我人が続出した先発ローテに貢献した。だが、今季は開幕メジャーを逃すと、途中昇格したが、わずか5試合(1先発)の登板にとどまり、1勝0敗、防御率は17.55と大不振を極めた。

 今季は大ブレーキとなった右腕だが、エンゼルスはヤンキースから“奪い返す”ほど実力を認めている様子。来季は復活を果たし、期待をかけるチームの恩に報いたい。(Full-Count編集部)

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