レアル・マドリードで絶対替えが利かないと言われた男に思わぬライバルが現れた。
近年のレアルで絶対外せないと言われていたのはアンカーを務めるMFカゼミロだが、そのカゼミロが負傷している間に評価を高めてきたのが23歳のMFマルコス・ジョレンテだ。ジョレンテは12月1日のバレンシア戦からカゼミロの代役として先発出場したのだが、それまでリーグ戦では9月のエスパニョール戦で11分間プレイしただけだった。
ベンチ外となるのが当たり前のようなジョレンテに新指揮官サンティアゴ・ソラーリがチャンスを与え、ここまでジョレンテも必死にそれに応えている。今はカゼミロが復帰してきているが、スペイン『MARCA』はカゼミロとジョレンテの間でポジション争いが起こると伝えている。
カゼミロの位置でポジション争いが起こるなど予想できないものだったが、ジョレンテはここ1カ月ほどで急激に評価を高めている。パス成功率も高く、機動力もある。同メディアは先日のクラブワールドカップ準決勝・鹿島アントラーズ戦でもその能力を証明したと伝えており、カゼミロも安心できない立場となった。
もちろんこれまでの功績を考えればカゼミロがリードするが、ジョレンテもスタメンでプレイできる素質を備えている。ここでのポジション争いはレアルにとって非常に大きいものだろう。
