チェルシーが1月に獲得を検討している5名のビッグプレーヤー

現在イングランド・プレミアリーグで4位となっているチェルシー。成績は決して悪くはないものの、その下にアーセナルが迫っており、マンチェスター・ユナイテッドの巻き返しもあり得ることから、予断が許されない状況だ。

来月はサッリ監督が就任してから2回目のマーケットということで、チームの戦術に合わせた補強が行われると予想されている。

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チェルシーが獲得を考えていると伝えられてきた5名の選手とは?『Sportskeeda』の記事からご紹介する。

ミラン・シュクリニアル(インテル)

2016年にインテルへ加入して以来、常に信頼性の高いプレーを見せてきたスロバキア代表のセンターバック。先天的なマーキングとタックルのセンスを備えており、東欧のセルヒオ・ラモスとでも言えるだけの能力がある。

右サイドバックのポジションでもプレーした経験があり、かなりまともなクロスを入れられる技術もある。

守備に優れているだけではなく、パスでビルドアップする力もある。リューディガーやクリステンセンとともに、長期的な最終ラインの要になれるだろう。

噂によれば彼の価格は7000万ポンド(およそ101.54億円)程度になると言われている。インテルでの給与には不満を持っているとも伝えられているが…。

カラム・ウィルソン(ボーンマス)

今季のチェルシーにおいて、大きな問題の一つが得点力だ。アルバロ・モラタとオリヴィエ・ジルーは、その点で決してトップフォームではない。

エデン・アザールが素晴らしい活躍をしているからカバーできているが、もし彼が怪我でもしようものなら…。

ボーンマスのウィルソンを獲得することができれば、チェルシーには適したストライカーが加わるだろう。13試合で8ゴール5アシストを決めている彼なら、サッリのサッカーにフィットするはずだ。

スピードはあるし、インテリジェンスもあり、MFでもプレーできる能力を備える。そして3500万ポンド(およそ50.77億円)を超えることもないだろう。

デニス・スアレス(バルセロナ)

バルセロナでデニス・スアレスはなかなかチャンスをもらうことができない。長い間彼はスタメンで起用されず、試合の終盤に使われるサブとしてベンチに置かれている。

さらにアルトゥールの加入、カルロス・アレニャの出現が彼の道を阻害しており、この状況はさらに続くことを予感させている。

典型的なスペイン産のMFであるスアレスは、ボールをよく動かせる選手だ。創造性にも優れている。

チェルシーはMFを多く抱えているが、セスク・ファブレガスがチームを離れる可能性が高くなっており、スアレスの獲得はいいバックアップになるはずだ。おそらく4500万ポンド(およそ65.28億円)程度の価格になるとのことだが…。

エルサイド・ヒサイ(ナポリ)

ヒサイは2015年にナポリへ加入し、サッリ監督の下で傑出したプレーを見せた選手だ。どちらのサイドに配置しても機能するフルバックで、4-3-3システムにも慣れている。

彼のスピードと俊敏性は、攻撃的にも守備的にもダイナミックなナポリで中心的な役割を果たしていたといえる。

カイル・ウォーカーやキーラン・トリッピアのような存在になれる可能性があるし、ヴィクター・モーゼスやダヴィデ・ザッパコスタの大幅なアップグレードになるはずだ。

ただ、移籍金の設定は5000万ユーロ(およそ64.3億円)であると言われているため、安い選択肢とは言い難い。

クリスティアン・プリシッチ(ボルシア・ドルトムント)

以前から複数のビッグクラブから狙われていると言われる存在だが、今季はジェイドン・サンチョやヤコブ・ラルセンの台頭によって、少し出場時間が減少している。

とはいえ、このアメリカ代表選手はとても高いポテンシャルを備えており、これからの成長が見込める。スピードや俊敏性があり、知性にも優れている「小さなアザール」だ。

彼の爆発的なランニングは、サッリ監督の下で生きるはずだ。今のチェルシーにやってきたならば、すぐにフィットするだろう。ウィリアンのスタイルとは対照的で、使い分ければオプションにもなる。

またレアル・マドリー移籍の噂があるアザールの長期的な代替案としても考えられる。おそらく6000万ポンド(およそ87.04億円)以上は必要になると思われるが、その価値はあるだろう。

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