「一桁番台目指す」 高校駅伝、鎌倉学園と白鵬女子が闘志

 男子第69回、女子第30回全国高校駅伝は23日、京都市の西京極陸上競技場発着コース(男子=7区間42・195キロ、女子=5区間21・0975キロ)で行われる。男子は各都道府県代表の47校、記念大会の女子は58校が出場して王座を争う。22日には開会式が同市のハンナリーズアリーナで行われ、神奈川代表の男子・鎌倉学園、女子・白鵬女子の選手たちが上位入賞へ意気込んだ。

 初出場の鎌学は、1~3区にエース格の児玉、中嶋、力石の順に2年生を配置。県大会は故障明けで欠場した主将河崎を5区に投入し、アンカーは同じく3年吉村が任される。チームは今大会の全てが初体験。河崎は「開会式もお祭りみたいな盛り上がりだった」と実感を込め、「OBの皆さんもこの舞台に立ちたかったと思う。そういった方々の分もしっかり走りたい」と気を引き締めた。

 白鵬女子は2年連続12度目の都大路。関東大会では3区を走った好調の1年夏川を、3番目に距離の長い2区に抜てきし、3区下里、4区松田、5区小谷の2年生トリオが続く。

 2年連続でエース区間の1区を走る主将吉村は「先頭の白バイが見える位置で走りラスト勝負に持ち込みたい。チームとしては1桁番台を目指す」と闘志を燃やした。

 スタートは女子が午前10時20分、男子は午後0時半。

大舞台へ向け健闘を誓う白鵬女子と鎌倉学園の選手ら =京都市西京極陸上競技場

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