第30回全国高校駅伝大会女子は12月23日(日)に行われている。女子は節目の記念大会、地区大会を勝ち抜いたチームを含めた全58校による戦い。1区がスタートした。注目は山梨学院の小笠原、長崎商の廣中、仙台育英の木村など。各校のエースが集う1区、注目です。
1区
スタート直後、いきなり転倒があるなど各校のランナーが牽制し合う展開。しばらく集団のままレースが進んだが、長崎商の廣中と光ヶ丘女子が藤中が抜き出しレースを引っ張る。2位集団を徐々に引き離す。その中で長崎商の廣中がロングスパートをかける。上り坂にも負けない力強い走りを見せ、19分1秒で見事区間賞獲得となった。
2区
1区で大きなアドバンテージを得た長崎商が先頭をひた走る中、仙台育英の留学生ムソニがすさまじいスピードで追い上げる。中間地点をすぎたあたりで長崎商をとらえ、そのまま力強い走りで突き放し、トップで3区へとタスキリレー。長崎商もしっかりと粘り2位に。3位には成田が入った。その後ろから興譲館のレベッカが猛烈に追い上げ4位に。レベッカは区間賞獲得となった
3区
首位の仙台育英清水が安定した走りを見せる。爆発的な飛び出しこそないものの後続をしっかりと突き放し、最後の上り坂たすきを握りしめラストスパートをかけそのまま先頭でタスキリレー。2位には成田がひとつ順位をあげて入った。3位には3年ぶりの出場となった豊川が続いた。区間賞には力を持つ大阪薫英女の青木が獲得した。
4区
4区は3キロのショート区間。スピードに差がつく区間で選手層があらわれる。仙台育英は着実に先頭をキープする。2位でつないでいた成田だが、後続からの追い上げを受け、成田東にかわされてしまう。仙台育英がトップでタスキリレー、ついで長野東が20秒差の2位でアンカーへ。4位にはアンカーに留学生が控える神村学園が31秒差で続いた。いよいよ最終のアンカーへ。
区間賞
1区 廣中璃梨佳 (長崎商)19:01
2区 ムワンギ レベッカ (興譲館)12:32
3区 青木彩帆 (大阪薫英女)9:38
4区 小原茉莉 (長野東)9:26
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