ビル内にシラカバ林? 写真映えするクリスマス装飾が人気

 横浜・みなとみらい21(MM21)地区の県民共済プラザビル(中区桜木町1丁目)で、クリスマスのシラカバ林を表現したディスプレーがエントランスロビーに展示され、人気を集めている。建物の外からもよく見えるため、通り掛かりの家族連れらが立ち寄り、記念撮影している。

 訪れる人たちにくつろいでほしいと、県民共済の職員たちが2014年から毎年、デザインや装飾などを手作りしている。クリスマスツリーを32本のシラカバが囲み、雪の結晶をイメージした7千個のクリスタルがきらめく。撮影できるスポットも2カ所設け、先月10日の公開から今月18日までに約1万2千人が訪れた。

 県民共済・文化広報部の岩本妙子さんは「夏前から約4カ月かけて準備してきた。電飾に頼らずクリスタルの輝きを生かした大自然の表現を、見るだけでなく写真に収めて思い出に残してほしい」と話した。

 25日まで。入館無料。午前9時~午後7時。22~25日は午後6時までに来館した子ども先着2千人に菓子のプレゼントを配る。

クリスマスのシラカバ林を表現したディスプレー

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