長崎県西彼長与町の職員らは22日、役場玄関に高さ約3メートルの門松を作った。職員有志と元職員による門松作りは恒例となっており、先輩と若手の約20人が力を合わせて仕上げた。
現庁舎に移転して以降30年来の伝統。竹などの材料は中尾城公園(同町吉無田郷)で調達されたものなどを使った。土台を作って竹を立て、ハボタンやクマザサなどを飾り、最後にしめ縄を取り付けて約2時間で完成した。
中山庄治さん(59)は「若い人が動いてくれるのを見ると、頼もしくなる。今後も引き継いでいってほしい」と作業を見守った。今年入庁した竹中敦月さん(23)は「これで住民も正月が来たと思ってくれる。来年も手伝えれば」と出来栄えに満足そうだった。
職員たちが伝統の門松作り 長与町役場
- Published
- 2018/12/24 00:01 (JST)
- Updated
- 2018/12/24 11:03 (JST)
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