平戸市岩の上町の亀岡神社(下條紀元宮司)で22日、同神社の氏子約20人が新年を前に取り換えるしめ縄作りに汗を流した。
同神社のしめ縄の製作を請け負っていた人の高齢化を受け、2015年から市内30地区の氏子総代でつくる同神社総代会(森永茂会長)が、毎年この時期に取り組んでいる。
計約40キロの新しいわらが用意され、参加者はたたいて軟らかくした後、より合わせ「紙垂(しで)」と呼ばれる白い紙を取り付けた。完成したしめ縄は、最大で長さ4メートル、太さ15センチほどになり、大門や拝殿、社務所前など7カ所に飾った。
森永会長(82)は「後継者がおらず大変だが、皆さんの協力でいい正月を迎えられる」と話した。
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