濱田岳が名人・村越正海と“サーモン天国”カナダで大自然に挑む!

濱田岳が名人・村越正海と“サーモン天国”カナダで大自然に挑む!

12月28日、午後1時からテレビ東京系で放送される、テレビ大阪制作の「THEフィッシング」35周年特別番組「濱田岳が挑む!憧れのビッグサーモン~カナダ釣り紀行~」で、人気ドラマ「釣りバカ日誌」(同系)で主演する濱田岳が、アングラー(釣り師の意味を持ち、アングラーはとりわけルアーフィッシングやフライフィッシングなどのゲームフィッシングを楽しむ釣り人を指す)憧れの地・カナダでサーモンフィッシングに挑む! 「釣りバカ日誌」で“ハマちゃん”こと、主人公の“釣りバカ”浜崎伝助役を演じて以来、時間さえあれば釣りに親しむようになったという濱田と、30年以上もの長きにわたり「THEフィッシング」のメインアングラーを務め、世界中を釣り歩いたルアーフィッシングの第一人者、村越正海が繰り広げる大自然のビッグゲームの行方やいかに? またドラマの中では釣りの名人を演じる濱田の腕前は…!?

──「THEフィッシング」には、2017年4月15に放送された「THEフィッシング 釣りバカ濱田岳登場“ガツーン”鯛祭!」以来、2度目の登場となります。

「『釣りバカ日誌』ではハマちゃんが釣りの魅力を語るセリフが多いのですが、いまいち理解しきれていない部分もあったんですね。でも、『THEフィッシング』でこれまでにない経験をさせていただいたおかげで、ハマちゃんの言っていたことが何となく分かりましたし、“釣りってこんなに面白いんだ!”と改めて思いました」

── 大物がかかった時にハマちゃんが言う「ガツーン!」という感覚を体験しておきたかったそうで。

「何なんでしょう? 釣り好きの人と話していると、皆さんなぜか擬音で表現するんですよね。実際問題、“それでしか表現できない”というのもあるんですけど。第一『今、このライン(釣り糸)に何ニュートン(力の単位)かかっているんです!』なんて表現しても何も面白くないですし、『釣り、楽しそう!』『自分もやってみたい!』ってならないじゃないですか?(笑)」

──「グンときた」「ガガガと走った」 などなど、確かに擬音が多いですよね。

「釣りの楽しさ、醍醐味をお伝えするには擬音に頼るしかないですし、あの世界的な釣り師、村越さんですら、何十年と擬音を駆使して釣りファンに魅力をお伝えしてきたわけで。今回のカナダロケでは、そんな村越さんの背中を見ながら貴重な経験を積むことができたことは、今後の財産になりましたね」

── 出向いたのは、世界中のアングラーを魅了する“サーモン天国”のカナダ。毎年数億匹ものサーモンが遡上してくるそうですね。

「ハマちゃんならずとも、釣り人ならば絶対に行きたい場所。また“グッ”と釣りにのめり込む、きっかけになりました」

── もともと小さい頃から釣りに親しんでいたとか?

「コンビニがまた1軒しかなかった頃のお台場に高速船で行って、親子でひたすらハゼを釣り続けていました。道具に凝るとか、そういう趣味の領域ではなく、本当に遊び程度ですけど。父に全部、仕掛けを作ってもらって糸を垂らすだけ、という感じでした」

── お父さんは千葉で漁師をやられていたことも。

「そうなんです。大昔ですけど、一時期、漁師をやっていて。辞めた後も魚がドンと家に送られてくる環境にはあったので、自然とさばけるようになりましたし、父のツテで海にも出ましたし。そういう意味では身近な部分に釣りはありましたし、『釣りバカ日誌』のお話を聞いた時は、ご縁のようなものも感じました」

── 視聴者に先駆けて、番組を拝見したのですが、ハマちゃんの顔ともまた違う、真剣な表情が印象的でした。

「素の表情が(笑)。しかも、村越さんにレクチャーしていただいているわけで。僕はただただ、獲物を上げればいいというなか、黙々と釣りに臨んでいまいました。何ともぜいたくと言いますか、最高の時間でしたね」

── 最終日、村越さんがサーモンとのファイトで、濱田さんを置いてずーっと川下に離れていってしまった場面も。

「(笑)。でもそのおかげで村越さんの手助けなく、自分一人で上げることができて。もう、めちゃくちゃうれしかったです! やっている時は、とにかく必死でしたけど」

── 90cmクラスのチャムサーモン(シロザケ)も釣り上げましたが、濱田さんの釣り歴のなかでもかなりの大物だったんですか?

「そうですね。トラウト(マス)系の特徴らしいんですけど、とにかくよく走るんですね(針にかかった魚が逃げようとして、ものすごい勢いで泳ぎ出す状態)。90cm級の獲物が走る、あの力強さ、感覚を体験できたこともうれしかった。すぐ近くまで引き寄せてもすぐビーンって走っちゃうんですよ! あー、また振り出しか…っていう。フックに返し(魚が食いついたあと外れにくいようにするための引っかかり)がない針を使っていて、すぐ外れちゃうんですよ。そういうなか、30分もの間、魚と向き合い格闘する経験は本当に貴重でした」

── カナダでは末長くフィッシングを楽しめるようサーモンを管理、保護しているので、返しのない針を使うんですよね。

「村越さんが口酸っぱくおっしゃっていたのは、『こういう環境があることを知ることが大事』だということ。『自然が破壊されたら釣りという遊びもできないでしょう?』ということで。村越さんは釣りというものを広い視野で見ていらっしゃるんだな。なるほどなと感心しましたし、それはハマちゃんもよく言っていることだなと思いましたね。ドラマでも環境破壊を取り扱った回(「釣りバカ日誌 Season2」最終回)がありましたが、そういうハマちゃんの思いを、身を持って経験できたことも勉強になりました。釣り=おじさんの道楽じゃないぞ。もっと深いぞということがお伝えできれば」

── そういうイメージのある方も、この番組を見れば釣りをやってみたいと思うんじゃないでしょうか。

「でも、『奥が深い、深い』言い過ぎるのも逆効果かなと最近は思っていまして。僕だからできる伝え方…“誰がやっても楽しい”、その分け隔てないところが釣りの魅力であることをお伝えしたいです。今回であればエサ釣りではないので(疑似餌を使用)、魚との駆け引きですとか。そういうゲーム性の高い釣りもあること。駆け引きを楽しむものだから例え釣れなくても楽しいんだよということ。自然のなかで遊ぶこと自体が楽しいということが伝わってくれたらいいなと思います」

── ある種、キャンプにも近いものとして受け止めてほしいですね。

「そうですね。今はファッションもアウトドアファッションに近いものがありますし。いきなりカナダで90cm級と格闘しろとは言いませんが(笑)、最初は近場から。キャンプやトレッキングの流れでちょっと釣り糸を垂らしてみるのもありだと思いますし。糸を垂らせば何かしら釣れるのが釣りの楽しいところなので、興味の湧いた方は、とりあえず第一歩を踏み出してみてほしいですね」

── 2019年1月4日には新春ドラマスペシャル「釣りバカ日誌 新米社員 浜崎伝助 瀬戸内海で大漁!結婚式大パニック編」(テレビ東京系)が放送されます。

「17年に続き、お正月にスペシャルドラマとして放送していただけて、いちファンとして夢がかなったような気持ちです。またスーさん役の西田(敏行)さんをはじめ、映画にご出演されていた方々に登場していただけて、『映画ファンを絶対に逃がさない!』と気合のこもった作品になっています」

── では、改めまして「THEフィッシング」35周年特別番組「濱田岳が挑む!憧れのビッグサーモン~カナダ釣り紀行~」の見どころをお願いします。

「いっぱいありすぎて全部、と言いたいところですけど、まずは地元のガイドさんも『ジュラシックパーク』と呼ぶカナダの大自然ですね。そして、そんななか、釣りというよりも魚と格闘している日本人2人の姿に、手に汗握ってください。とにかく、“画力(えぢから)”はものすごく強いと思います(笑)。ぜひ!」

【プロフィール】


濱田岳(はまだ がく)
1988年6月28日生まれ、東京都出身。ドラマ「ひとりぼっちの君に」(TBS系)で俳優デビュー。NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」、「HERO」(フジテレビ系)など、これまで数多くの話題作に出演し、2015年には「釣りバカ日誌 新入社員 浜崎伝助」(テレビ東京系)で主人公の浜崎伝助役に抜てきされた。19年は、土曜ドラマスペシャル「ベトナムのひかり~ボクが無償医療を始めた理由~」(NHK総合・1月12日午後9:00)、ドラマ24「フルーツ宅配便」(テレビ東京系・1月11日スタート 金曜深夜0:12)で主演を務める。

【番組情報】


「THEフィッシング」35周年特別番組「濱田岳が挑む!憧れのビッグサーモン~カナダ釣り紀行~」
テレビ東京系
12月27日 12月28日 午後1:00~2:45

一生に一度は訪れたい、釣り人憧れの地・カナダで繰り広げられるサーモンフィッシング。ドラマ「釣りバカ日誌」(テレビ東京系)で主人公のハマちゃんを演じる濱田岳が、大自然のビッグゲームに挑む。濱田の釣りをサポートするのはプロアングラーの村越正海。

【プレゼント】


「THEフィッシング」番組ロゴ入りボトルフォルダ&ステッカーをセットで5名様にプレゼント!

●応募方法:インターネットTVガイドのTwitter公式アカウント(@internetTVG)をフォローし、下記の投稿をリツイートしてください。
https://twitter.com/internetTVG/status/1077814128406745088

●締め切り:2019年1月11日(金)正午

●発表方法:当選者の方には、応募いただいたTwitterアカウント宛に、2019年1月23日(水)までに@internetTVGからダイレクトメッセージでご連絡します。なお、ダイレクトメッセージが送れない方や、ダイレクトメッセージを送付後、3日以内に返信いただけない場合は、当選を無効とさせていただきます。あらかじめご了承ください。

取材・文/橋本達典 撮影/蓮尾美智子

© 株式会社東京ニュース通信社