みんなの失敗エピソード教えて~!
もうすぐ2018年も終わりを迎えますが、みなさんの山行はどうでしたか?憧れの山から絶景を眺めた人、天候などの止む得ない理由により登頂を諦めた人、初めて山に登って達成感を感じた人など、それぞれの思い出があるのでは?
しかし登山には、壮大な思い出だけでなく大小の失敗がつきもの。
今回、『思わず笑ってしまう山での失敗のエピソード』をinstagramで募集してみました。
堂々の1位は『忘れ物』
一番多かったのは「忘れもの」に関する話。ザックを玄関に忘れた、バッテリーを忘れたなど様々な忘れ物が。
実は編集部の中にも、登山口に行くバスの中にザックを忘れてしまったという失敗談も。(バス会社に連絡すると近くにいたため、持ってきてくれたそうです。)
今回はいただいた中から、7つの失敗エピソードをご紹介します。
エピソード①:お箸の分まで軽量化?これぞ究極のULスタイル
一つ目は、山ごはんの定番『カップラーメン』にまつわるエピソード。箸やスプーンの忘れ物は、心あたりがある人も多いのでは?
万が一のために、編集部でもカップの蓋でラーメンを食べられるか試してみました。
両サイドを優しく折るだけで、瞬時に完成。
すくえることはすくえますが、かなり時間が掛かりそう。さらに麺が汁を吸って伸びてしまうため、完食するには相当な忍耐力が必要です。
編集部オリジナルマイ箸を作成
ジャーン♪
蓋を二つに引き裂き、クルクルと丸めて棒状にすることで、世界に一つしかないマイ箸が完成!
ラーメンを食べるならやっぱり箸。どう考えても蓋よりは、箸がおすすめです。
どうでしょう。先程よりは麺をしっかりと掴むことができているので、食べやすくなりました。
が、しかし。短すぎるため、正直これですべて食べきるにはそれなりの覚悟を持たなければいけません。次回、お箸を忘れた時の対策として覚えておく程度で良いでしょう。
まずは、忘れ物をしないように事前準備を確実に。
エピソード②:火はつかないけど、意外に登山では役立つかも?
ごはんが食べられたかどうかよりも、バーナーと並ぶスプレーの絵が気になります。
多分こんな感じでしょうか?
「こんな間違い絶対しない」と思っている人も多いのでは?
実際に、CB缶と消臭スプレーを並べてみるとこんな感じです。
あながち間違えないとも言い切れない・・・。
間違えた時はポジティブに考え、「汗をかいても、消臭スプレーがあれば嫌なにおいのケアもバッチリ!」と明るく振る舞いましょう。
ただし、絶対にガス缶の代わりに使用しないようにしてください。
エピソード③:あるあるすぎて困る!!
こぼしたものは違えど、「こぼした系エピソード」もザ王道オブ失敗談。登山者のみなさん、山ごはんは準備から食べ終わるまで油断は禁物ですよ!
「美味しすぎる炊き込みごはん」になる予定だった「硬すぎる炊き込みごはん」も、きっと無念だったことでしょう。
エピソード④:目からウロコの活用方法!?
登山の前にコンビニでごはんを買う人も多いと思います。そんな時、もらったレシート捨てていませんか?その行為、見直した方がいいかもしれませんよ。
こんな感じですかね?
実際にお尻を拭くとなると、レシートの硬さはかなり凶暴。できるだけソフトに拭きあげ、すばやくごみ袋にしまいましょう。
エピソード⑤:これは笑えない話です。
このエピソードは、本当に笑えません。
「武尊神社」と調べるといくつか場所がヒットするので、事前にきちんと調べておきましょう。
意外と近い場所に
①が登山口の「武尊神社」です。
住所は【〒379-1721 群馬県利根郡みなかみ町藤原】なので、間違えないようにしてください。
②は怖いので、あえて触れません。
エピソード⑥:まさか!のウェア選び
これは、めちゃくちゃ笑いました。イメージはこんな感じでしょうか?
天候にかかわらず、レインウェアは登山の必需品。特に初心者と一緒に行く時は、必ず持ってくるように伝えましょう。
でも、きちんと説明しないとこんなことになってしまうんですね。
当たり前ですがYAMA HACKとしては『登山でサウナスーツを着用することは、断固おすすめしていません』ので、レインウェアの代替品として、サウナスーツは絶対に使用しないでください。
エピソード⑦:怪我をしたことよりも・・・。
山の中で動物に遭遇することもしばしば。そんな時は冷静な対応が求められますが、いざ自分が遭遇すると冷静ではいられなくなるものです。
こんな大きなイノシシにぶつかられたら、ひとたまりもないでしょう。怖すぎます。
これは衝撃の事実。
つなげると、
そうなんです!つまり、何にも追いかけられていなかった可能性が・・・。
怪我のことも気になりますが、一体何から逃げていたのかが気になります。
出典:PIXTA
エピソードとは関係ありませんが、2019年はいのしし年ですね。
2019年も安全登山でよろしくお願いします。
あるあると頷きたくなる話から、怖い話、疑いたくなるくらいの珍エピソードまで、みなさんの登山での思い出を紹介しました。
来年も安全に笑顔溢れる登山をするために、登山準備をしっかりとして忘れ物などしないようにしましょう。