『Sportskeeda』は23日、「メスト・エジルを復活させるため、アーセナルに必要な5名のアタッカー」という記事を掲載した。
現在アーセナルで出番を減らしてしまっているエジル。しかし彼のような選手はスピードあるウイングがいてこそ生きる存在でもある。
もし古典的な10番である彼を生かすためならば、新たにいいウインガーをチームに引き入れる必要があるのではないか…。
ユリアン・ブラント(レヴァークーゼン)
ブラントかロイスが右、ルロイ・サネが左、そしてエジルがトップ下という2列目は、ドイツ代表が勝利に向かうためにいい組み合わせのように思えるが、ヨアヒム・レーフ監督のおかげで見ることが出来ないものだ。
22歳のブラントはブンデスリーガでこの2~3年優秀なウイングの一人に成長してきた。シュールレやベララビのような選手の足跡を辿ることができ、そのスピードと知性がエジルを生かすだろう。
その走りのスタイルはエジルのパスを引き出すことができる。オーバメヤングらと組ませれば、より速いペースでのカウンターを仕掛けることも可能だろう。
ロドリゴ・デ・パウル(ウディネーゼ)
ウディネーゼで頼りになる選手としての評価を確立したデ・パウル。24歳のアルゼンチン人選手は、セリエAで今季6ゴール3アシストを記録している。
彼はウイングか10番のポジションでプレーでき、素晴らしいドリブルでの持ち込み、チームメイトへの鋭いパスとクロスボール、そしてゴールを奪うためのポジショニングも持っている。
その瞬時の走りや細かいコントロール、1対1の強さなどは、アーセナルにフィットできるだけの力がある。多くのクラブが関心を寄せていると言われるため、獲得に動くならば今だ。
レオン・ベイリー(レヴァークーゼン)
この若いジャマイカ人ウイングは、苦しんでいるレヴァークーゼンの中であまり力を発揮できずにいる。まだ16試合で1ゴール1アシストだ。
しかしながら、彼の才能については疑いがない。とても足が速く、俊敏で、知的だ。どちらのサイドでも機能でき、そのドリブルもシュートも小柄な体格を補って余りあるものだ。
エジルとバイリーのコンビはおそらくエキサイティングなものになるだろう。広いパスレンジを生かせるスピードがあり、そしてドリブルで守備を引きつけられる。オーバメヤングとラカゼットにとってもプレーしやすくなるだろう。
ジェンギズ・ウンデル(ローマ)
以前からアーセナルが関心を抱いていると言われてきたウンデル。トルコ出身の若武者は、まだ自分のキャリアの基盤を構築している最中だが、その才能は十分に証明されている。
どちらのサイドもこなし、豊かなスピードがある。小さなダイナモとして迅速にプレーでき、ボールを持って走り出すことも得意だ。ゴールを奪うためのポジショニングにも優れている。
トルコにルーツを持っているエジルとコンビを組むことは、アーセナルにとっても、ウンデルにとっても大きな価値になるはずだ。ローマなのだから、ちゃんとしたお金を提示すれば売ってくれるだろう。
ニコラ・ペペ(リール)
今フランス・リーグアンで最も注目される選手、ペペ。4-3-3の右サイドでプレーする左利きのアタッカーで、今季は既に12ゴール5アシストを記録してきた。
彼はアーセナルにガッチリフィットするだろう。ワントップのシステムを使う場合、サイドには得点力に優れている選手が必要だ。
エジルもこのような若い才能とともにプレーすることに慣れている。そのスピードとドリブルは効果的であり、パスを確実にゴールへと繋げられるだろう。