大迫傑&設楽悠太が箱根駅伝への思いを語る!&安彦良和氏が“走り”を線画で描き下ろし

サッポロビール株式会社は、2019年1月2、3日に日本テレビ系で放送される「第95回東京箱根間往復大学駅伝競走 往路・復路」で、大迫傑選手と設楽悠太選手が出演する年始特別バージョンのテレビCM「第95回箱根駅伝 箱根駅伝のその先へ」をオンエアする。また、CMに先駆けてYou Tubeの公式チャンネルでは、大迫選手と設楽選手のインタビュー映像とメーキング映像を公開中だ。

本CMには、今年、マラソンの日本記録を立て続けに更新した箱根駅伝OBの大迫選手と設楽選手が登場。大学を卒業した後も挑戦し続ける2人への取材をもとにナレーションを構成し、陸上、そして箱根駅伝に対する思いをひもといた内容となっている。また、CMの楽曲には、BUMP OF CHIKENの「ロストマン」が起用され、大迫選手、設楽選手の過去のシーンは、「機動戦士ガンダム」を生み出したアニメーター・安彦良和氏が線画で書き下ろしている。

公開中のメーキング映像では、モニターをチェックしたり、演技指導の後に走り込む大迫選手、設楽選手の真剣な表情はもちろん、撮影の合間に仲良く話す2人の姿など、和やかな雰囲気の中、撮影に臨む両選手の素顔をのぞくことができる。

また、インタビュー映像では、陸上を始めたきっかけや、今後の目標など、2人が陸上に対する熱い思いを告白。小学3年生で陸上を始めたという大迫選手は、陸上競技人生のターニングポイントについて、「これっていうのはないのですが、1個1個の大会というか、全ての経験が今の原動力になっています」と明かし、箱根駅伝で得たものを聞くと、「一番大きいのは、友達です。陸上は1人の競技なので、友達ができることはなかなかないのですが、大学の箱根駅伝を通して、一緒に目標をもって頑張る友達ができたこと、その喜びを共有できる友達ができたということは、今財産になっています」とかけがえのない経験だったと述懐した。そして、今後の目標について、「まずは次のマラソンに向けてということを考えていて、おそらく東京マラソンになると思うのですが、そこをしっかり走ることを考えています」と力強く宣言した。

一方、小学6年生から双子の兄・啓太と陸上を始めたという設楽選手は、ターニングポイントを「大学2年の時の箱根駅伝ですね」とし、「大学1年の時は、強い先輩たちがいたので、人に頼っていた部分が大きくて、1年の時の箱根駅伝は負けてしまったんです。それで、2年生の時は自分に対する責任感がより強くなりました」と口にした。そんな、箱根駅伝の思い出については、「大学4年生で、兄貴と同じユニフォームを着て走るのが最後だったので、2人とも強い気持ちがありましたし、優勝して終わりたいという気持ちもあったので、最後は2人一緒に区間賞を取り、総合優勝することができたことが一番の思い出です」と兄弟でつかんだ栄光を振り返った。また、今後の目標は「マラソンでは日本記録が更新されてしまったので、また日本記録更新を目指して頑張っていきたいです」と意気込みを明かした。

そして、アニメーションを担当した安彦氏は、CMのポイントについて、「“走り”って、アニメーションでは基本だけど、実は難しいんですよ。“レベルが高いアニメは走りはいい”と言ってもいいくらい。だから、老体にムチ打ってそれに挑戦してみました」と箱根駅伝ならではの“走り”にこだわった制作秘話を披露。また、やらないと決めていたCM制作を初めて手掛けたことについて、「現役時代にも一度もやらなかったCMを今回、やってしまいました。『箱根駅伝で、正月に全国に流れる』っていうのが魅力かな。それと、幸いちょっと時間があったこと。『線画でいく』って言われたこと。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』をやったことで気持ちがちょっとアニメに帰ってきていて、家に用紙とかが一そろいあったこと…そんなことがいろいろと重なりました」と初挑戦に臨んだ理由を明かした。

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