横断歩道特に注意を 都城署、交通ルール順守訴え

都城市役所近くの横断歩道で、歩行者の横断を妨害する車を取り締まる都城署員

 都城市はこの1年、交通死亡事故が多発した。1月から今月24日までに県内で起きた死亡事故31件のうち、約4割の12件が同市内で発生。昨年同時期より9人多い13人が亡くなり、県内市町村で最多となっている。中でも目立つのが道路横断中の高齢者が犠牲となる事故。都城署交通課は「運転手は歩行者保護の意識を欠き、歩行者側も交通ルールの規範意識が低い」と危機感をあらわにする。

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