2018年もそろそろ終わりに近づき、各リーグがウィンターブレイクに入ってきた。
そこで今回は7月1日から現在までの間で最も市場価値を上昇させたFWのTOP10ランキングをまとめてみた。データは「Transfermarkt」のものを使用している。
10位:セバスティアン・アレル(フランクフルト)
- 2018年7月1日時の価値:1200万ユーロ(15.4億円)
- 上昇値:2300万ユーロ(29.6億円)
- 現在の価値:3500万ユーロ(45億円)
- 上昇率:2.92倍
8位:パコ・アルカセル(ドルトムント)
- 2018年7月1日時の価値:1500万ユーロ(19.3億円)
- 上昇値:2500万ユーロ(32.1億円)
- 現在の価値:4000万ユーロ(51.4億円)
- 上昇率:2.67倍
ドイツで活躍する2名だ。セバスティアン・アレルはフランスでそれほど才能に見合ったプレーができなかったが、オランダでブレイクし、そしてドイツで実力を証明。まだ24歳と若くこれからが期待できそう。
そして今季前半戦の超サプライズといえばパコ・アルカセル。12試合で12点、しかも500分あまりしかプレーしていないというのだから、もはや驚き以外の何物でもない。
8位:アンテ・レビッチ(フランクフルト)
- 2018年7月1日時の価値:1000万ユーロ(12.9億円)
- 上昇値:2500万ユーロ(32.1億円)
- 現在の価値:3500万ユーロ(45億円)
- 上昇率:3.5倍
6位:ラヒーム・スターリング(マンチェスター・シティ)
- 2018年7月1日時の価値:9000万ユーロ(115.7億円)
- 上昇値:3000万ユーロ(38.6億円)
- 現在の価値:1億2000万ユーロ(154.2億円)
- 上昇率:1.33倍
ワールドカップで一気に評価を高めたレビッチが3.5倍の急上昇。スターリングもジョゼップ・グアルディオラ監督の下で得点力を高め、1億ユーロ超えを達成だ。
6位:ニコラ・ペペ(リール)
- 2018年7月1日時の価値:1000万ユーロ(12.9億円)
- 上昇値:3000万ユーロ(38.6億円)
- 現在の価値:4000万ユーロ(51.4億円)
- 上昇率:4倍
5位:ルカ・ヨヴィッチ(フランクフルト)
- 2018年7月1日時の価値:800万ユーロ(10.3億円)
- 上昇値:3200万ユーロ(41.1億円)
- 現在の価値:4000万ユーロ(51.4億円)
- 上昇率:5倍
5~6位はまさに伏兵2名!フランスリーグで今季大ブレイクしているペペは、今アーセナルが熱烈に誘いを入れているという左利きのウインガーだ。
長谷部誠とともにプレーしているヨヴィッチも、国内外でゴールを量産する活躍を見せて価値がなんと5倍に。これからビッグクラブに羽ばたきそうな選手たちだ。
4位:エデン・アザール(チェルシー)
- 2018年7月1日時の価値:1億1000万ユーロ(141.4億円)
- 上昇値:4000万ユーロ(51.4億円)
- 現在の価値:1億5000万ユーロ(192.8億円)
- 上昇率:1.36倍
3位:アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリー)
- 2018年7月1日時の価値:1億ユーロ(128.5億円)
- 上昇値:5000万ユーロ(64.3億円)
- 現在の価値:1億5000万ユーロ(192.8億円)
- 上昇率:1.5倍
3~4位の2名は実績ある選手が入った。アザールはチェルシーが苦しんだ昨季すこし停滞していたものの、マウリツィオ・サッリ監督の下で意気揚々とプレーしている。レアル移籍はあるのだろうか…。
グリーズマンはワールドカップ優勝に貢献、バロンドール受賞の噂もあった。それだけの高い評価が得られているということだろう。
2位:ジェイドン・サンチョ(ドルトムント)
- 2018年7月1日時の価値:1500万ユーロ(19.3億円)
- 上昇値:5500万ユーロ(70.7億円)
- 現在の価値:7000万ユーロ(90億円)
- 上昇率:4.67倍
1位:キリアン・エムバペ(PSG)
- 2018年7月1日時の価値:1億2000万ユーロ(154.2億円)
- 上昇値:8000万ユーロ(102.8億円)
- 現在の価値:2億ユーロ(257.1億円)
- 上昇率:1.67倍
1位はやはりエムバペ!まだ20歳と若く、ワールドカップを制したこともあって、ただでさえ高い価値が急上昇している。
ジェイドン・サンチョはまさに急激なブレイク。ドルトムントに新天地を求めてからというもの、なんと5倍近く価値を上げているようだ。