北日本の日本海側や北陸を中心に暴風雪や高波に警戒

きのうよりも更に強い冬型の気圧配置となっていて、この冬一番の寒気が流れ込んでいます。日本海側では広く大雪となり、東海や近畿の平地でも積雪となる所があるでしょう。特に、北陸から北の日本海側では大荒れで、暴風雪や高波に警戒が必要です。東北や北陸では、雷雨のおそれもあります。あす朝までの24時間に多い所で、北陸地方では80センチの降雪が予想されています。7時現在までの12時間ですでに40センチ以上の大雪となっているところもあり、さらに積雪が多くなるおそれがあります。交通障害や屋根からの落雪など十分に注意して下さい。30日頃にかけて強い冬型の気圧配置が続く見込みです。きょう仕事納めで、帰省や旅行で遠出する方が多くいらっしゃると思います。飛行機や新幹線など交通機関に影響のでるおそれがありますので、こまめに気象情報や交通情報を確認するようにしてください。

気象予報士・青山 竜

画像について:28日午前3時の天気図と衛星画像。

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