首位リヴァプールが、5位アーセナルをホームに迎える第20節。プレミアリーグの2018年“最後のビッグマッチ”が、29日(日本時間30日未明)にキックオフとなる。
今回はアーセナルが「アンフィールドで勝点を獲得した」5つのユニフォームをご紹介しよう。ちなみに、アンフィールドでの現時点での最後の勝利は、2012年9月まで遡る。
1992-93 プレミアリーグ第3節 リヴァプール 0-2 アーセナル
1992年にスタートしたプレミアリーグでの初対戦は、あの伝説級の「腐ったバナナユニ」を着たアーセナルが敵地で勝利。だが、次にアンフィールドで白星を挙げるまで、アーセナルは9年の月日を要することとなる。
ユニフォーム:アーセナル/1991-93/adidas/アウェイ
「傷んだバナナ」「腐ったバナナ」と揶揄されるユニフォーム。今でもプレミアリーグのワーストキット候補に挙がる一方で、一部では根強い人気を誇る。
2001-02 プレミアリーグ第18節 リヴァプール 1-2 アーセナル
クリスマス直前(12月23日)に行われたこの試合は、ティエリ・アンリのPKとフレドリック・ユングベリのゴールで勝利。「腐ったバナナユニ」を着て戦った92-93シーズン以来、実に9年ぶりとなる敵地での白星だった。
ユニフォーム:アーセナル/2001-02/Nike/アウェイ
「SEGA」スポンサーで人気が高いゴールドのキット。02-03シーズンはスポンサーロゴを「O2」に変えて、サードキットとして使われた。
2006-07 カーリングカップ5回戦 リヴァプール 3-6 アーセナル
1月9日に行われたカーリング杯は、両チーム合わせて9得点!
リヴァプールはジュリオ・バチスタ一人に4ゴールを叩き込まれた。そして「一人の選手に4失点」の悪夢は、この2年後に再び現実のものに…。
アーセナルはこの4日前にも、リヴァプールとのFA杯3回戦をアンフィールドで戦い、1-3で勝利。わずか4日間で「アンフィールド2連勝」となった。
ユニフォーム:アーセナル/2006-07/Nike/アウェイ
2005-06シーズンのアウェイキットとは、同デザインのスポンサー違い。05-06シーズンまでは「O2」スポンサーで、この06-07シーズンから「Fly Emirates」に変更となった。
2008-09 プレミアリーグ第33節 リヴァプール 4-4 アーセナル
まさに“アルシャヴィン劇場”だったこの一戦。2月にアーセナルの一員となったばかりのアンドレイ・アルシャヴィンは、チームの全4得点を一人で叩き出した。リヴァプールはヨッシ・ベナユンの同点ゴールで辛くも敗戦を免れたが、2年前の”ジュリオ・バチスタの悪夢再び”となった。
ユニフォーム:アーセナル/2008-09/Nike/アウェイ
アルシャヴィンの「アンフィールド4得点」で人気が上昇したユニフォーム。イエローをベースにネイビーの袖は、90年代のキットを彷彿とさせる。
2012-13 プレミアリーグ第3節 リヴァプール 0-2 アーセナル
先制点を挙げたのは、加入したばかりのルーカス・ポドルスキ(現ヴィッセル神戸)。アンフィールドでの一撃は、移籍後初ゴールだった。なお、アーセナルがアンフィールドで勝利したのは、現時点ではこの試合が最後となっている。
ユニフォーム:アーセナル/2012-13/Nike/アウェイ
パープル/ブラックのボーダー柄は、アーセナルの歴代アウェイキットでも異色の存在と言えるだろう。