鉄道愛を俳優が語り合う 京急フェア、上大岡で30日まで

 京急百貨店(横浜市港南区)で年末恒例イベント「京急鉄道フェア」が開かれている。29日には鉄道好き芸能人による「年忘れスペシャルトークショー」が催され、大勢の鉄道ファンらでにぎわった。

 俳優の六角精児さんと、お笑いコンビ「ダーリンハニー」吉川正洋さん、ホリプロマネジャー南田裕介さんらが出演。「平成」が始まった1989年から今年まで京急電鉄の30年をクイズを交えて語り合った。

 92年に運行を始めた電車は? 「京急ウィング号」と正解した横須賀市の小学1年の男児(7)は「電車が好き。夢は新幹線の運転士」と笑顔。沿線でお薦めの酒場を聞かれた六角さんは、昭和レトロな雰囲気を残す横須賀中央駅前の飲食店街「若松マーケット」を挙げ、「徒歩0分。駅のすぐ近くに赤提灯(ちょうちん)がある」と笑いを誘っていた。

 10回目を記念した今年のフェアは30日まで。最終日は音楽ユニット「スーパーベルズ」のミニライブをはじめ、車掌・駅員の口まねで京急線の発車音や場内アナウンスの物まねを競う「京急エアトレイン大会」が開かれる。入場無料。問い合わせは、同店電話045(848)1111。

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