作業中の転落事故で男性死亡 小田急電鉄、相模原大野駅で

 29日午後4時10分ごろ、相模原市南区相模大野の小田急線相模大野駅で、小田急電鉄社員の男性(46)が約12メートル下の地下駐車場に転落し、搬送先の病院で死亡した。相模原南署が事故原因を調べている。

 同署などによると、男性は高さ約4・4メートルのコンクリート塀の上で作業していたところ、何らかの弾みで転落。直下には排気口(幅2・5メートル)があり、さらに約8メートル下の駐車場に落下した。信号機の故障を想定した訓練のため、信号機柱近くの塀上で運転士が的確に判断しているか確認していた。

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