世界文化遺産など紹介 長崎空港に9カ国語の案内板

 十八銀行社会開発振興基金(森拓二郎理事長)は27日、9カ国語に対応した「外国人専用多言語表示観光案内板」を長崎空港ビルディングに寄贈した。
 同基金の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」世界文化遺産登録記念事業の一環。案内板は高さ約1・8メートル、幅約2・8メートルで、構成資産の教会や史跡などを英語、フランス語など9カ国語で紹介している。
 同日、長崎空港1階国際線到着ロビーであった贈呈式には関係者ら50人が出席。十八銀行の松本隆行取締役常務執行役は「さまざまな国から訪れる外国人の世界遺産訪問と、長崎観光の一助となれば」とあいさつ。長崎空港ビルディングの中村昭彦社長は「観光案内板が皆さまのお役に立つと大いに期待している」と話した。

外国人専用多言語表示観光案内板を除幕する関係者ら=長崎空港

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