自動車評論家 今井 優杏が選ぶ! 本当は教えたくない穴場ドライブスポット

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自動車評論家 今井 優杏が本当は教えたくない穴場ドライブスポットとは

実は冬は、ドライブに絶好のシーズンです。

刺すような寒さから守られるように暖かい車内で過ごせば、恋人同士はもちろんのこと、家族だってほっこり仲良しになること間違いなし!クルマならではのシート配列、つまり乗員が向かい合わず、おなじ方向を見ながらお話しをするのは、心理学的にももっとも心を開ける状態なんですって!

というわけで、著者自身のプライベートでも活用しているドライブルートをお教えしちゃいます。

神奈川県横須賀市の観音崎ルート

東京都内から約1時間半程度、三浦半島の東京湾側にあたる観音崎周辺は、半島の反対側の葉山~逗子あたりの喧騒がウソのようにおもえるほどの静けさに包まれています。

東京都内から横浜横須賀道路に入ったら、終点の馬堀海岸で高速道路を降りるのですが、ICを出た瞬間、視界いっぱいに海が広がる「よこすか海岸通り」に突き当たります。ここでまず感動!

このT字路を右に曲がったら、海岸線沿いに漁村の風景が広がるのどかな景色を楽しみながら、観音崎灯台方向に進んでください。

この道中には「かねよ食堂」という、そのアナログな名前からは想像できないほどのオシャレなカフェ・レストランがあります。かなり複雑な路地を海の方にむかってくねくねと入って行かなくてはいけませんが、その分、到着したときの喜びはひとしおだと思います。

だって、カフェの直前は海!そう、このレストラン、オンザビーチなんです。

漁師さんが経営しているこの店では、いわゆるカフェメシだけでなく、その日入った鮮魚の煮付けやなめろうの和定食なんかもオーダーでき、美味しい上に居心地がいいので、いつもまったり長居してしまいます。ウッディーでエコな内装も素敵。

ここに連れて行った女子で、喜ばなかったコはいまのところいません!(今井調べ)

しかし、ここでランチをするか、その先でランチをするかが実は、悩みどころ。

この先には観音崎京急ホテルがあり、そのランチバイキングも地の野菜などを使った名物ではあるのですが、観音崎京急ホテルを左に見ながら少し進んだ右側にある横須賀美術館の併設レストランが、めちゃくちゃ美味しいのです!イタリアンを中心にしたメニューなのですが、おかげで休日は行列が出来るほど。

自由業の私はおもに平日に行きますが、それでもいつも満席です。このカフェも海が目の前にド〜ンと開けてますから、気分爽快!

さて、お腹いっぱいになったら、さっき通り過ぎた観音崎京急ホテルに戻ってください。このホテルの海側には、木製のボードウォークが整備されているんです。ここはパブリック・エリアで、宿泊客でなくても利用可能。地元の方もワンちゃんを連れてお散歩したりされています。ここでゆったりとした時間を過ごして欲しいです。

この辺の海が素敵なのは、東京湾側なので、行き交う船がとても多いこと!

昼はもちろん、夜も東京湾の灯りを観ながら、これからこの船たちの向かう外国に思いを馳せつつ、気持ちのいい時間を過ごすことが出来ます。

そうそう、この観音崎京急ホテル、グランピング施設が2018年6月にオープンしました。

アウトドア・ブランドの「スノーピーク」とコラボした、とっても素敵な宿泊施設ですから、予算と時間に余裕がある人は、焚き火が楽しめる冬の間に訪れるのがオススメですよ!

[筆者:今井 優杏]

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