年内ラストとなったプレミアリーグ第20節で、リバプールとアーセナルによる”ビッグ6”同士の対決が実現。ビッグマッチにふさわしい豪快なゲーム展開となった。
【プレミアリーグ】年内最後にビッグマッチが実現!リバプールvsアーセナル 第20節プレビュー 〜Part3〜
公式戦227回目となった同カード。多くのゴールが入ることで知られる一戦は11分にいきなり動き出す。左サイドで味方とのワンツーで抜け出したアーセナルのアレックス・イウォビが低い弾道のクロスを送ると、走り込んだ21歳のエインズリー・メイトランド=ナイルズが押し込み、ガナーズが先制点を奪取する。いきなりの失点に動揺したかに見えたリバプールだったが、ここから怒涛の反撃が始まる。14分にロベルト・フィルミーノがゴール前で抜け出しすぐさま同点、その2分後には再びフィルミーノがドリブル突破でネットを揺らして逆転に成功。その後もマディオ・マネとモハメド・サラーがそれぞれ得点を挙げ、前半だけで4得点とアーセナルを圧倒する。
大量リードに成功したリバプールは、後半に入っても得意のハイプレスでアーセナルに自由を与えず。64分にはフィルミーノがチーム5点目となるPKを決めてハットトリックを達成。年内ラストマッチを勝利で締め括り、リーグ無敗数を「20」に伸ばし、2位トッテナムとの勝ち点差を「9」に広げた。