【平成の長崎】伝統文化に触れ一喜一憂 平成21(2009)年

 対馬市豊玉町の県立豊玉高(福貞能章校長、135人)は14日、百人一首大会を開き、1、2年生計86人が日本の伝統文化に親しんだ。
 生徒は冬休みに百人一首の和歌を五回書き写すなどして事前学習、大会に臨んだ。4、5人一組の計20チームで、予選は札50枚を先に取った方を勝ちとする「源平合戦」で対戦。
 決勝は予選通過チームの代表10人が制限時間内に取り札の数を競った。生徒らは札を1枚とるごとに一喜一憂。小田智明君が代表出場した1年2組Aが優勝した。2年の小山梓さんは「予選で負けて悔しかったが白熱して楽しかった」と話した。
(平成21年1月15日付長崎新聞より)
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【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。

白熱した決勝戦でいち早く札を取り喜ぶ生徒=豊玉高

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