【平成の長崎】四ケ町アーケードを美術館に 平成21(2009)年

 佐世保市の四ケ町商店街協同組合(竹本慶三理事長)は14日から、「エコ」をテーマにしたデザイン作品でアーケード各所を彩る「商店街丸ごと美術館」事業に取り組む。3月下旬まで。
 事業は昨年実施した「させぼエコ・トートバッグデザインコンテスト」の優秀賞20点を活用。大人、子どもの両部に計約200点の応募があり、最優秀賞各1点は買い物用バッグに採用したが、他についても「せっかくのデザインを見てほしい」と企画した。
 アーケード入り口(下京町)などの柱計6本の表面に複数の作品を組み合わせた装飾を施したほか、アーケード沿いの約120枚の旗や、店舗6カ所のシャッターに作品を掲示。既に完成した柱の装飾が通行客の目を引いている。
 竹本理事長は「街中をアートで飾り明るく文化的な雰囲気にしたい」と話す。
(平成21年2月14日付長崎新聞より)
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【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。

四ケ町アーケードの柱を飾るアート作品=佐世保市

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