全国高校ラグビー 長崎北陽台 元日に茗渓学園戦

 全国高校ラグビー大会第4日は元日の1日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で3回戦8試合が行われる。長崎県代表でBシードの長崎北陽台は第1グラウンドの第3試合(13時20分)で、同じくBシードの茗渓学園(茨城)と対戦。チームが「ここからが本当の勝負」と位置づけている一戦で、勝てば11年ぶりの8強入りとなる。
 長崎北陽台は12月30日の2回戦で鹿児島実を71-0で圧倒。3年ぶりに3回戦に勝ち上がった。茗渓学園との対戦は、初出場した第69回大会の2回戦以来、2度目。その時は0-25で敗れており、今回は約30年越しの雪辱戦となる。
 長崎北陽台は12月31日午前10時半から約1時間半、奈良市の鴻ノ池運動公園で調整練習。FWのラインアウト、全体のサインプレーなどを確認した。初戦で大きな故障者が出なかったのは好材料で、FWは主将のナンバー8山添、フランカー山内、バックスはCTB岡崎、北平ら接点に強い選手を中心に、上々の仕上がりを見せていた。
 品川監督は「初戦は理想的なゲームができた。でも、ここからが勝負。FWでいけると思うので、FWを中心にじっくり攻めていきたい」、山添も「この1年間準備してきたことをやるだけ。楽しみ」と8強進出へ手応えをつかんでいる様子だった。

サインプレーなどを確認する長崎北陽台の選手たち=鴻ノ池運動公園

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