愛知県警などによると、県内での2018年交通事故死者(速報値)は累計189人(前年比11人減)となりました。3年連続で減少し、1950(昭和25)年の169人以来、68年ぶりとなる200人未満達成も、都道府県別で16年連続のワースト1位継続となります。
なお、うち65歳以上の高齢者は103人(前年比7人減)と、4年連続で減少となったものの全体の半数超を占め、こちらも2015年以降、都道府県別で唯一の100人以上継続となる見通しです。
【愛知県内での2018年交通事故死者数】(12月31日現在:速報値)
・ 1月:17人(+5) うち高齢者12人(+7)
・ 2月:13人(-5) 11人(±0)
・ 3月:13人(-4) 7人(+1)
・ 4月:20人(+9) 6人(+2)
・ 5月:15人(-4) 10人(-1)
・ 6月:17人(+2) 12人(+3)
・ 7月:14人(±0) 4人(-3)
・ 8月:16人(-2) 7人(-3)
・ 9月:17人(+1) 10人(+1) 多発警報 09/21~/30
・10月:15人(-2) 8人(-4)
・11月:13人(-2) 5人(-5)
・12月:19人(-9) 11人(-5)
・1.97日に1人の割合(上期1.90日/下期1.95日)
・都道府県別:総数1位 増減数36位 増減率24位 人口10万人比40位
・年間死者数:2017年200人 16年212人 15年213人 14年204人 13年219人
うち高齢者: 110人 117人 122人 123人 118人
◆用語解説「交通事故死者」
「交通事故」とは、道路交通法第2条第1項第1号に規定する道路において、車両等及び列車の交通によって起こされた事故で、人の死亡又は負傷を伴うもの(人身事故)をいい、「死亡」(「死者」)とは、交通事故によって、発生から24時間以内に亡くなった場合(人)をいう。
警察庁では、交通事故実態をできるだけ早く把握、分析し、最も効果的な交通安全対策を迅速に検討し実施するとともに、国民に対して、速やかに交通事故状況を知らせることで交通事故防止を図ることを目的として、各種統計をとりまとめている。このうち、交通事故死者については日報を、また翌春に30日以内交通事故死者を公表している。