『Corriere della Sera』は1日、PSGの元イタリア代表GKジャンルイージ・ブッフォンのインタビューを掲載した。
昨年夏にユヴェントスとの契約を終え、自身初めて国外のクラブとなるPSGに加入したブッフォン。40歳になってもそれを感じさせないようなプレーを見せている。
なぜPSGへの移籍を決断したのか?ファンの一部からは「高額の給与を提示されたからだ」という声もある。
しかしブッフォンは以下のように話し、自分は金のために夢を売り渡すことはない男だと宣言したという。
ジャンルイージ・ブッフォン (お金のためにPSGへ行ったという声もあるが)
「常に羨望の的になる。それは人間的なものでもある。まずは、他人の考え方や判断で自分の物事を左右させないことだ。
私は自分の考え方や夢を金のために売り渡すことはない。もしそうする人間ならば、ずっと前にやっていたはずだよ。
お金は重要だよ。より良く生きるための手段である。しかし私はそれに囚われない」
「私の熱意は自分を若返らせる。もし現役を続けたいのならば、私は老人のようになることはできない。時には20歳の若者よりも愚かになるし、人々は私の年齢に気づかない。
ここにいられることを誇りに思っている。なぜなら、このようなクラブからオファーを受けることが大きな満足だからね。私はいつも最善を尽くしてきたし、良い態度をとってきた。そして人生はこのようなボーナスで報われる」
(アレオラとの競争は?)
「年齢も違う、物の見方も違う。だから競争はないよ。相乗効果や友情さえある。
アレオラは非常に優れたキーパーであり、私を感動させるほど素晴らしい男だ。彼がプレーしているときは、彼は幸せだし、私も幸せだ。ここにいるのは彼を助けるためでもある。
パリの歓迎は驚くべきものだったよ。人々は私を止めて感謝を伝えてくる。40歳でこのような体験ができるのは信じられないよ。
まだ自分が重要だと考えてくれる世界がある。それは価値があるものだよ」
(チャンピオンズリーグを優勝したい?)
「チャンピオンズリーグのトロフィーが自分にとってどんなものだったのか、引退したあとに話すよ。
それを勝ち取るために来たわけではないと以前言った。ここに何かをもたらしたいし、改善させていきたい。それが重要なことだ」