『Corriere della Sera』は1日、PSGの元イタリア代表GKジャンルイージ・ブッフォンのインタビューを掲載した。
昨年夏にユヴェントスとの契約を終え、自身初めて国外のクラブとなるPSGに加入したブッフォン。40歳になってもそれを感じさせないようなプレーを見せている。
チャンピオンズリーグではユヴェントスとは敵同士であり、これから勝ち進めば直接対決の可能性もある。
長い年月を過ごした古巣についてブッフォンは以下のように話し、「美しくて奇妙なもの」になると語ったという。
ジャンルイージ・ブッフォン 「(チャンピオンズリーグでの)ユヴェントスと戦うことになれば、美しくて、そして奇妙なものになるだろうね。
しかし、私にとっては自分のスタジアムに戻ることになる。私のファンたちの中にね。素晴らしい態度で私を送り出してくれた、彼らとの再会だ。
それが決勝戦だったら、試合の後に物事を管理するのが難しくなるだろうね。勝利した時には、激しく喝采する自由があってほしいよ」
(クリスティアーノ・ロナウドとともにプレーできなかったことに後悔はある?)
「私は様々な王者たちとプレーしてきたよ。最高の人々の中で自分を試したいと、いつも思っている。ロナウドも含めてね。
もちろん彼のような存在はパリにはいないけれど、エムバペやネイマールは同じような血統を持っている選手だよ」
(むしろユヴェントスがブッフォンを懐かしむ?)
「そんなことはないと思うよ。彼らは全てを非常によく計画建てて進めるクラブだからね。間違った選択はほとんどしない。その点でも、彼らは戦闘マシーンのようなものだ。
チャンピオンズリーグでは、ユヴェントスは確かに大きな優勝候補の一つだが、最も強いチームが常に勝つとは限らないものだ。特に短いトーナメントではね。時には最も勇敢な者が頂点に立つ」
(イタリア代表への復帰はある?)
「マンチョ(ロベルト・マンチーニ、イタリア代表監督)とは話をしたよ。彼らは私を必要としていないさ。
彼は正しい道のりが何であるかを知っている。私は今のイタリアサッカー連盟会長を知らない。
キエッロ(キエッリーニ)が私のキャプテンマークを受け継いでくれたことを嬉しく思うよ。彼はイタリアでもユヴェントスでもその責任を果たすに相応しい男だ。
ジャンルイージ・ドンナルンマは、若い選手を次の大会に向けて育てていくというプロジェクトを遂行するに当たって、その一貫性と良さを象徴する選手だ。
また、マッティア・ペリン、アレッシオ・クラーニョ、サルヴァトーレ・シリグらがプレーすることになっても、絶対的な保証を与えてくれるよ」