平安祈って…初詣にぎわう 長崎・諏訪神社

 2019年が始まった。平成最後の正月を迎えた1日、長崎市上西山町の諏訪神社では大勢の参拝客が初詣に訪れ、1年間の平安を祈った。
 拝殿前では家族連れやカップルらがさい銭を投じ、手を合わせて願い事の成就を祈った。親子3人で参拝した同市新大工町の中野結菜さん(10)=同市立伊良林小4年=は「いま頑張っているギターとか、勉強とか、全部含めて今年もよろしくお願いしますとお祈りしてきた」と話した。
 境内はおみくじを求める人であふれた。前日からアルバイトで巫女(みこ)を務めた長崎大3年の太田尾知佳さん(20)と立教大2年の吉嶺ありささん(21)の幼なじみ2人組は、そろって「大吉」を引き当てて大喜び。吉嶺さんは「今年はインターンシップや海外ボランティアに行く予定。(おみくじを見て)頑張ろうと思った」と笑顔だった。

手を合わせ、願い事をする初詣客=長崎市、諏訪神社

© 株式会社長崎新聞社