2日に開幕した箱根駅伝の先導や警備を行う神奈川県警の白バイとパトカーの出発式が川崎市川崎区の川崎競馬場で行われ、大型競走馬のばん馬が隊員を激励した。
式に臨んだのは、同区から横浜市戸塚区までを担当する第1交通機動隊の白バイ32台、パトカー4台。県内の残り区間は第2交通機動隊が担う。
第1交通機動隊の正野正樹隊長は「多くの皆さんが楽しみにしている大会。2日間、選手の安全を守り、沿道の方も節度ある応援を保てるよう頑張ってほしい」と訓示。トップの走者を初めて先導する今西みゆき巡査部長(33)は「子どもの頃、白バイを見るため箱根駅伝を観戦した。大役をしっかり果たしたい」と決意を述べた。
川崎競馬のイベントに参加するため北海道からやってきたばん馬は、サラブレッドの2倍以上の大きさ。隊員らはその姿に驚き、士気を高めていた。