ドルトムントからの移籍が噂されるMF香川真司は、スペイン行きの希望を持っていると言われている。スペインには香川のプレイスタイルに合うクラブも多いはずで、スタイルさえ合えばスペインで結果を出すことは可能だろう。
これまで噂された行き先候補の1つがセビージャだが、現地の『La Colina de Nerion』は香川の能力を非常に高く評価している。ドルトムントでは出番を失っているものの、攻撃面に関しての能力は未だに高いと考えられているのだ。
「3、4年前と同じ状態ではないのは明らかだが、香川のクオリティは無視できない。ドリブル、スピード、フィニッシュ、ラストパスなど優れた能力を持つMFだ」
同メディアはこのように香川を評しており、セビージャが興味を示しても不思議はないとの見方だ。しかし、香川の高額な年俸が問題とも指摘している。独『Bild』も報じていたように、600万ユーロとされる香川の年俸はトップクラブでなければ支払うのが難しい。これが1つの問題となるのは間違いないだろう。
セビージャは今季リーグ戦で3位と好調を維持しており、香川にとっては理想的なクラブだろう。実現は簡単ではないが、香川の新天地はどこになるのか。