Jがさる12月30日、渋谷TSUTAYA O-EASTにて毎年恒例のイベント『放火魔大暴年会』を開催し、最後は発表されていた出演バンドに加え、急遽参戦したゲストも入り混じっての大セッション大会で、平成最後となる年末を熱く締めくくった。
この日トップで登場したのはZantö。Jがたまたまカーラジオで耳にしたことがきっかけで今回の出演オファーまでたどり着いたという、まさに1曲が引き寄せた奇跡の参戦となったが、オリジナリティ溢れるサウンドとパフォーマンスで、大暴年会の始まりを熱く盛り上げた。
2番手に登場したのはAKi。シドのベーシストとして、今年6月に行なわれた『LUNATIC FEST..2018』にも参戦したが、今回はソロとして、Jと同じベース&ボーカルのスタイルで登場。Jへのリスペクト溢れる渾身のパフォーマンスで会場の温度を一気に上昇させた。
3番手に登場したのはGARLICBOYS。熟練されたアンサンブルと切れ味抜群の演奏力でスタートから畳みかけると、オーディエンスもそれに応えるように盛り上がりを見せた。MCでは、大阪出身ならではの軽快なやり取りで客席が笑顔に包まれる場面もありと、最後まで大いに楽しませてくれた。
最後、このイベントの首謀者でもあるJが登場するとフロアは最高潮に。
ライブ会場限定でリリースされたシングル「Now And Forever」で幕を開けたステージは、次々とキラーチューンが投下されるごとにフロアも灼熱と化していくなか、終盤を迎えたところで、今年はゲスト・ギターとして参戦の藤田高志(DOOM)が登場。久々にJバンドの一員として、相変わらずの野太い音色を響かせてくれた。
そしてアンコールでは、この日のゲスト・バンドのメンバーに加えて、YOSHIYA(RADIOTS)、村松拓(Nothing's Carved In Stone、長島涼平(the telephones / フレンズ)が緊急参戦し大セッション大会に。
「Bodies」(Sex Pistols)、「Rock'N Roll Radio」(RAMONES)を披露し、会場全てが大歓声と笑顔に包まれるなか、まさに大暴年会に相応しいフィナーレを迎えた。
2019年は3月30日(土)の東京 EX THEATER ROPPONGI公演を皮切りに4大都市を巡るソロツアーを開催するJ.。
長年共に歩んだパートナーESP(楽器メーカー)のオリジナル・ベースを持ってプレイする姿が見納めとなるツアーにもなるが、そこからまた新たな挑戦に向かうJに、今年も是非注目していただきたい。
2018年12月30日『J 放火魔大暴年会』@Shibuya TSUTAYA O-EAST
【Zantö】
LIFE OF ZANTO
ROCK KILL ME
ROLL CALL
Daily Stairs
HEYHEY-NOWNOW
血の花
【Aki】
Day 1
FREAK SHOW
pulse
libido
FAIRY DUST
STORY
【GARLICBOYS】
あんた飛ばし過ぎ
泣き虫デスマッチ
失恋モッシュ
YOKOZUNA
ハッスルするっす
GHQ
荒野のさびしん棒
兄貴御立腹
【J】
Now And Forever
rodeo life
PYROMANIA
TWISTER
RECKLESS
I know
I HATE YOU
Go Charge
BUT YOU SAID I'M USELESS(with:藤田高志)
Feel Your Blaze(with:藤田高志)
-ENCORE-
Enter Sandman(METALLICA)
【SESSION】
Bodies(Sex Pistols)
Rock 'N Roll Radio(RAMONES)
with:Zantö、Aki、GARLICBOYS、藤田高志(DOOM)、YOSHIYA(RADIOTS)、村松拓(Nothing's Carved In Stone)、長島涼平(the telephones / フレンズ)