動物たちにも年賀状を 川崎・夢見ケ崎で7日まで募集

 動物たちにも年賀状を-。川崎市幸区の夢見ケ崎動物公園は「動物たちへの年賀状コンクール」と題し、同公園の動物たちに宛てた年賀状を募集している。亥(い)年の主役イノシシは園内にいないものの、同公園担当者は「お気に入りの動物の写真やイラスト、メッセージなどを添えて送って」と呼び掛けている。7日必着。

 2004年から続く恒例企画。園内では57種約290点の動物を飼育しており、ペンギンやレッサーパンダ、シマウマが人気の中心という。リスザルをはじめ、マーコールやホンシュウジカの赤ちゃんも愛くるしい表情でファンが多い。

 戌(いぬ)年の18年は52通の応募があった。同公園で犬は飼育していないものの、イヌ科のホンドタヌキには何通か送られてきたという。

 送られた年賀状は13~20日、同公園事務所前に展示。職員の投票で、金賞1人(バックヤード招待券と動物イラスト入りグッズ)、銀賞1人(シマウマ餌づくり・餌やり体験招待券と動物イラスト入りグッズ)、銅賞10人(動物イラスト入りグッズ)を選ぶ。

 同公園は正月三が日も開園しており、隣接する神社に初詣に来た後に立ち寄る人も多い。入園無料。

 はがきの表に住所、氏名を書き、〒212-0055、川崎市幸区南加瀬1の2の1、夢見ケ崎動物公園「年賀状コンクール」宛てに送る。問い合わせ(平日のみ)は、同公園電話044(588)4030。

2018年正月に送られた動物たちへの年賀状の一部

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