「最初は冗談かと…」ユヴェントスSD、ロナウド獲得の裏話を明かす

『Virgilio Sport』は3日、「ユヴェントスのスポーツディレクターを務めるファビオ・パラティーチ氏は、クリスティアーノ・ロナウド獲得時のエピソードを明かした」と報じた。

昨年夏にレアル・マドリーからユヴェントスへ電撃移籍したクリスティアーノ・ロナウド。33歳の選手に1億ユーロを超える額が動く異例の取引となった。

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なぜそれが実現できたのか?取引に関わったパラティーチ氏はドバイでの国際スポーツ評議会で以下のように話したという。

ファビオ・パラティーチ 「ロナウドはロナウドだ。それ以上に言うべきことはない。

技術的な観点からだけではなく、我々は全面的に彼に満足している。毎日一生懸命努力しており、それはお手本になる存在だ。

ナンバーワンでありながらあのように努力をしている男を見れば、自分だってそうせざるを得なくなると感じる」

「取引は全てが迅速に起こっていった。歴史的な取引だった。あのような選手を売ることは簡単ではない。レアル・マドリーとその会長に感謝しなければならないよ。

最初の連絡はチャンピオンズリーグ準々決勝の際に行われた。ジョルジュ・メンデス代理人が、クリスティアーノ・ロナウドがユヴェントスに加入したいと思っていると伝えてきた。

最初は冗談だと思った。それから、我々はジョアン・カンセロ(同じくジョルジュ・メンデスの顧客)について議論するために会談をしたが、彼は再びロナウドについて話した。

その時点で、我々はトライすることができると気づき、アニェッリ会長と話しをしたんだ。

簡単なことではなかった。しかしアニェッリ会長は、技術的な観点からだけではなく、選手としてのモチベーション、そしてユヴェントスというブランドにもたらすものを考え、すぐに前向きになった。

数時間後には、彼は私に電話をかけてきて『試してみよう』と言ったんだ」

(アッレグリ監督はどう反応した?)

「私がそれを伝えたとき、彼はとても喜んでいたよ。彼は幸運な監督だ」

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