1月のマーケット、既に移籍が決まった注目の9名

1日にスタートした冬の移籍マーケット。早くも多くのクラブが補強を行っており、いくつかの取引は大きな話題を集めている。

『Planet Football』がまとめた中から9名をピックアップしてご紹介する。

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ジェイソン・ムリージョ(バレンシア→バルセロナ)

「緊急事態だった。リーガを熟知した経験ある選手を探していた。それが優先事項だった」とバルベルデ監督は説明した。

ウンティティとヴェルマーレンが怪我で目処が立たないなか、バルセロナはバレンシアで全く出番がないセンターバックを獲得することになった。

サミル・ナスリ(無所属→ウェストハム)

かなりの人数が予測しているだろう。ドーピング問題で1年半以上ピッチから離れていたナスリが上手く行かないことを。しかし、彼はシティでともに戦ったペジェグリーニ監督の下で能力を証明しようとしている。

ただ、おそらくはそれほどうまくは行かないだろう…わずか半年では。

アマドゥ・ハイダラ(レッドブル・ザルツブルク→RBライプツィヒ)

過去2シーズンに渡ってオーストリアで感銘を与えてきたハイダラ。怪我のために3月までデビューすることは出来ないが、RBライプツィヒでチャンスを得ることになった。

リヴァプールに去ったナビ・ケイタの後釜として期待されるハイダラ。ラングニック監督は「彼はケイタの後を辿れる能力を全て備えている」と評価した。

ラマダン・ソビヒ(ハダーズフィールド→アル・アハリ)

エジプトのメッシとも呼ばれた若きアタッカーのソビヒ。プレミアリーグではなかなか力を証明できず、21歳で再び古巣のアル・アハリにローンで戻ることとなった。

ソビヒによれば、「最初はハダーズフィールドに反対された」とのことだが、この移籍で再ブレイクを果たせるかどうか。

セバスティアン・ローデ(ドルトムント→アイントラハト・フランクフルト)

バイエルンとドルトムントで多くのタイトルを獲得してきたローデであるが、この18ヶ月は怪我もあってそれほど出場機会を得ることができなかった。

28歳の彼は今回フランクフルトにローン移籍することになり、再びキャリアを復活させようと戦う。

メイソン・ホルゲート(エヴァートン→WBA)

エヴァートンではイギリスで最も有望なDFの一人として評価されたが、マルコ・シウヴァ監督の下ではベンチに置かれることになった。

リーズ・ユナイテッドやボーンマスが彼の獲得に乗り出したが、プレミアリーグ昇格を目指すWBAに移籍。キャリアの再建を図る。

パピ・ジロボジ&ディディエ・エンドング(無所属→ギャンガン)

チェルシーでジョゼ・モウリーニョが突如獲得したことで知られるセンターバックは、今季サンダーランドで無断欠勤を続けたためにディディエ・エンドングとともに契約解除となった。

そしてこの1月にはふたりともリーグアンで最下位に沈んでいるギャンガンに加入した。果たして、ピッチから離れていた彼らに即効性はあるのか。

マット・ジャーヴィス(ノリッジ→ウォルソール)

2011年にイングランド代表でプレーしたことで知られるジャーヴィスであるが、このところは怪我の影響で苦戦していた。

今季もまだ1試合も出場していない状況にあったが、今回3部リーグのウォルソールに移籍が決定。半年間のローンで勝負をかける。

コリン・カズム=リチャーズ(コリンチャンス→ベラクルス)

世界のクラブを渡り歩くカズム=リチャーズ。イングランド、トルコ、フランス、ギリシャ、オランダ、スコットランド、そしてブラジル。今回はメキシコに移籍することを決めた。

この32歳のアタッカーはまるで旅を楽しんでいるかのようだ。所属したクラブは14にのぼる。ただ、セバスティアン・アブレウが持つ世界記録28を超えるまでにはまだまだ…。

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