広島・大瀬良投手が児童と交流 大村

 プロ野球、広島東洋カープの大瀬良大地投手(長崎県大村市出身)と、少年野球チームの児童たちの交流会が4日、大村市幸町のシーハットおおむらであった。大瀬良投手は「自分を信じて毎日継続する力を養って」と児童たちにエールを送った。

 交流会で大瀬良投手は「昨年は二つのタイトルを獲得し、チームもセ・リーグ3連覇した。苦しい時期もあったが、子どもたちに夢を与えられるよう頑張った」と振り返り、児童たちにサインボールと色紙をプレゼント。写真撮影にも笑顔で応じた。

 児童たちは「好きな食べ物は」「ピンチの時に考えていることは」などと質問。大瀬良投手が「小学生のころは最低でも素振りを毎日100回。時間があるときは500回していた」と答えると、会場がどよめく場面もあった。

 交流会に先立ち開かれた市政功労表彰式では、スポーツ親善大使として大村市のイメージアップに貢献したとして、園田裕史市長が大瀬良投手に表彰状を手渡した。

児童たちにサインボールをプレゼントする大瀬良投手=シーハットおおむら

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