夜景観光に力を入れる自治体や民間企業が集う「夜景サミット2012in長崎」が5日、長崎県長崎市茂里町の長崎ブリックホールで開かれ、長崎市の夜景が香港、モナコと共に「世界新三大夜景」に認定された。
サミットは、夜景の魅力を伝える夜景鑑賞士検定を実施する「夜景観光コンベンション・ビューロー」(事務局・東京、丸々もとお代表理事)が毎年、全国各地で開き、今年で4回目。長崎市では初開催。
「世界新三大-」の認定は初めてで▽鑑賞場所が複数ある▽異なる表情がある▽夜景観光に積極的に取り組んでいる-など11の独自基準で審査。夜景鑑賞士3500人が推薦した国内外の120都市から絞り込んだ最終候補6都市から3都市を選んだ。
長崎市は港を囲むすり鉢状の地形で、稲佐山、鍋冠山など多方向からさまざまな夜景が眺望できることなどが評価された。田上富久市長は「香港、モナコと共に選ばれ光栄。ブランド化して夜景ツアーが組めるよう取り組んでいきたい」と喜びを語った。
サミットには国内外から約40の自治体、約100の民間企業が参加。長崎市や三重県、北九州市、民間業者が夜景観光の活性化に向けた取り組みなどを報告した。(平成24年10月6日付長崎新聞より)
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【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。